2018-07-17

「子どもの気持ちを知る」ということ

こんにちは。
センター南教室の佐藤歌恋です。

いつのまにか梅雨が明けて、真夏日が続きますね。
いよいよ、海や山が恋しい季節になってきました。
せっかくの良い天気の日は、暑さ対策をしっかりして,
たくさんの素敵な体験や経験をしたいものです。

私事ですが,入社をしてから早くも三ヶ月が経ちます。
教室では主に、身体づくりと早期発達支援事業を担当しています。
子どもたちとの関係も築けてきて、その子にあった支援の仕方や、より理解しやすい指示の出し方などを意識しながら、
日々子どもたちと向き合っています。

たすくに入って、毎日が一週間が、一瞬のように過ぎていきます。
その日に来る子どもの顔を見て,今日が何曜日かを知り,子どもたちの姿を見て,時間の経過を感じています。
一週間という時間は偉大なもので,前回,上手く関わることができず,課題も半ばで涙を流しながら帰った子も,
次に会った日には,スケジュールを使いこなし,自ら移動し,課題をこなし,笑顔で帰っていく。
子どもの能力とその可能性に日々驚かされています。

子どもたちと関わっていて、最近思うことは、「子どもたち自身が決める」ということの尊さと、それを見守る事の大切さです。
子どもの気持ちを知るのは,簡単なことではありません。
時間もかかるし,頭を大回転させる必要もあるし,忍耐も必要です。
大人が直接身体を抱き上げて,手をとって「やらせてしまう」ことは簡単ですが,
この教室では,誰ひとり,そのようなことはしません。
時間をかけて,方法を考えて,適切な関わり方で,子どもの一つずつの動作を、子ども自身の気持ちと身体の動きで行なっていきます。
改めて考えると、とてもすごいことだと思います。

自分の気持ちを伝える手段である「言葉」についても、「どうにかして伝えたい」という、必死さが子どもたちの行動からは溢れています。
相手に上手く伝わらなかった時は、諦めてしまう子、感情が高ぶってしまう子、座り込んでしまう子。
どの子もとても悔しそうです。
逆に、気持ちを上手く伝える事が出来た時、子どもたちは言葉では言い表せない程の満足げで、誇らしげな顔をします。
その表情は、日頃のやるせなさがあるからこその輝きだと思います。
どの子にも、自分に合った、かつ、相手に理解される方法が必ずあるはずです。
それには、日々の取り組みが必要不可欠です。
その子の内なる言葉に耳を傾けながら、見つめながら、専門家集団の一員として、あの満足げな表情や気持ちを当たり前のものにしていきたい。
そう思う毎日です。

センター南教室は、人が集まり,資源が集まり,たくさんの機会が集まる素敵な街の中にあります。
「たすくが終わったら,カレー屋さんにいこう!」とか「たすくの後はおもちゃ屋さん!」とか,
共創学習で美味しいパン屋さんを見つけた!」とか。
教室は街の一部であり,生活の一部であることを感じています。
そんな皆さんの一部に私も関われていることを,とても嬉しく思います。

新しい環境に慣れ,新しい仲間と関係を築き,存分に力を発揮できる時期にいる今。
暑さの中、教室に通って来て下さる皆さんを、教室を涼しくして、両手を広げて、とびきりの笑顔で,待っております。






















ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!

たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。

私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。

お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。







2018-06-22

初めてのチャレンジ

こんにちは。TASUC横浜センター南教室の鹿島真知子です。

TASUCでは、「理解が先」を合言葉に、お子さんを理解するための学習会を毎月行っています。

先日の学習会(教材マスターの集い)では、Mちゃんのお母さんが、家庭療育について事例報告をしてくださいました。
5つの構造化(物理的な構造化・スケジュール・ワークシステム・ルーティン・視覚的構造化)を駆使して、Mちゃんがわかりやすいように環境を整え、洗濯物干し・タオルたたみ・茶碗洗い・布団敷きなどにトライしてきた様子を映像とともにお話ししてくださいました。
Mちゃんは、今では、お母さんの片腕となって家事をこなしています。
「途中で投げ出さないのがMちゃんのよいところ。粘り強さは家族でナンバーワン!」と自慢の娘さんです。

事例報告の後は、Mちゃんの次の課題について、参加者全員でアイディアを出し合う時間です。次は調理に挑戦したいMちゃん。
題して「Mちゃんのサンドイッチづくり大作戦!」
インシデントプロセス法を使って、様々なアイディアが出ました。

モチベーション・達成感に注目したアイディアが多かったのは、お子さんに自己肯定感をもって欲しいと願う親御さんたちが多いからでしょう。
父の日の前日の学習会だったこともあり、参加したお父様方からは「父の日にお父さんに作ってあげよう!」との意見が多数出ました。
「褒められることが大好きなMちゃんだから、作って、SNSにアップして、たくさんの人から褒められよう!」なんてアイディアもありました。

その日の夜、Mちゃんのお母さんがアップしてくださったブログを紹介します。

「初めての投稿です。今日の教材マスターの集い、ありがとうございました。Mのサンドイッチ大作戦ということで、皆さんから貴重なアイディアをいただき、早速やってみよう!と帰りにパンを買ってきました(^^)またご報告させていただきます。」

翌日は父の日。お父さんのとろけるような笑顔が目に浮かびます。
Mちゃんも、「美味しい?」とみんなに聞きながら、大好きな卵サンドを食べたのかしら?
初めてのチャレンジのときの成功体験は次へつながります。
そうやって、いろんなスキルを身につけてきたMちゃん。
また、次の一歩が踏み出せそうですね。







ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!

たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。

私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。

お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。







2018-05-31

「どっち?」に応じる。自ら選択できる力を!

こんにちは。TASUC横浜センター南教室の永井恵美です。
今日は、日々の療育の中で感じた一コマをここに記したいと思います。
たすくの療育は教科書にも書いてあるとおり、J☆sKepアプローチを軸に療育を行なっています。アセスメントで評価されたJ☆sKepに応じて、機能的な目標が定まり、機能的な目標をとおしてJ☆sKepを向上させることがたすくの療育のねらいです。
先日は、入会後間もないお子さんの療育がありました。
アセスメントもまだです。
そんな時はJ☆sKepの見立てをして、課題を当てます。
一番大事なのは、「三種の神器」。
世界共通のなくてはならない必須のツールである

「コミュニケーション」「スケジュール」「タスク・オーガナイゼーション」です。
早速、たすくの療育のコミュニケーションのページを開いて説明します。
コミュニケーションには、①表出性と②応答性があることを先ずは正しく理解します。
そして、たすくではお馴染みの「どっち?」から始めました。
すると選べることが分かりました!たまに実物が目の前にあると力づくで奪っていく様子もありますが、これも選択していることの証。次は指差しで応じることができるよう練習します。そして、できた時は褒める。子どもはもちろん、お母さんにもそのことをお伝えします。
大事なのは、コミュニケーションには2種類あるということ。
そして、人と人の間で起こるということ。
しっかりと正面から関わることで相手を意識することができます。
特に、目線の高さも合わせてあげるとより良いですね。

また、一歩踏み出そうとするご家族に寄り添うことができて私はとても嬉しいです。
次回の療育も楽しみです!

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たすくグループは発達障害の専門家集団です。
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私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。

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2018-05-14

今後は、女子会?!


こんにちは。TASUC横浜センター南教室の鶴野寿美子です。

毎週土曜日は、共創学習の日。
目標は、「一列で歩いて、パン屋さんへ行こう!」
そんな中の一コマの紹介です。

今回の共創学習では、大きく分けて3つの要素をターゲットにしてプログラムを組んでいます。
1)地域に出て活動することによって、社会性のスキルを身につける
2)身近な家族、兄弟、地域住民などへ働きかけ、フィードバックをもらったりして、
  ソーシャル・インクルージョンの実現に向き合う機会。
3)日々の課題学習や身体づくりで取り組んでいるコミュニケーションを中心に、
 「個性化」によって培った力を「般化=社会化」に繋げる時間

その中で、小学1年生1人、年長さん1人、年中さん1人の年齢の近い女子チームを作りました。
活動を始める前には、本日の目標を決め、シートに書き込みます。
年長さんは隣にいる小学生のお姉さんのシートをチラ見して、忘れていた主語を入れて文を整えていました。
歩く時、お姉さんが「間を詰めて」と声を掛けてくれると小走りに近づき、
その後は、お姉さんから離れないように意識して歩くこともできました。
お姉さんは、見本になっている自覚が芽生えている様子。
お互いに意識し合って、良い刺激をもらっているようでした。
周りの様子を見て、模倣して、一人でもできるようになったら、行動のレパートリーが広がって楽しみ方の幅も広がります。

みんながパンを買うのを待っている時も、たまたま空いていた席のところで、
3人で座って、何やらワイワイしています。
少し離れているところから見守っているお父さん・お母さんと
「今後、女子会に発展しそうですね!」なんて話をしながら仲睦まじい姿を見守ることができました。

コミュニケーションの大切さ、般化を確認する機会、地域へ出る機会の重要性などを実感した1日でした。





ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!


たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。


たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。

私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。

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2018-04-30

ノルディックウォークと身体づくり

こんにちは。たすく横浜センター南教室の小泉雄一です。
たすく横浜センター南教室では,毎週日曜日、ノルディックウォークを行っています。
ご存知の方も多いとは思いますが、改めてノルディックウォークの紹介をさせていただきます。 

ノルディックウォークは、フィンランドのクロスカントリースキー選手が夏季のトレーニングに行っているものです。
ポールを使った運動で、介護予防等でお年寄りによく行われています。
両手でポールを持ち、良い姿勢でリズム良くついて歩くことができる点では、お年寄りだけでなく、子どもの運動にも十分適しています。 

 近年、「こどもロコモティブシンドローム」という言葉が聞かれます。
「ロコモティブシンドローム」とは、運動器機能調整力不足の状態をいいます。
片脚でしっかり立つ、手を真っすぐ挙げる、しゃがみ込む、背骨を前屈するなどの基本動作が難しく、物を投げる動作ができない、自身の倒立はおろか倒立する子を支えられない、廊下の雑巾がけの際に手で支えられず前歯を折ってしまうなど、骨折や怪我が小学生、中学生に増えているようです。

 明らかに現代の子は運動量が少なく、骨や筋肉が十分に育っていないようです。
ボディーイメージが十分に育っていない発達障害のある子どもたちは、さらに運動量が少なく、筋力が弱い、柔軟性が低いことがよく見られます。

 普段から柔軟体操や身体を動かすことを習慣とすることが重要です。
そういった意味でもノルディックウォークは有効であると考えます。
さらに細かい効果については、またの機会にさせていただきます。

 みなさんも良い運動習慣を!





たすくは発達障害の専門家集団です。
障害は「個性」です。何も恐がることはありません。早期発見,早期療育を施すことで,お子様の予後が大幅に改善する可能性があります。
たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。

たすくグループ 本部
〒248-0014 
神奈川県鎌倉市由比ヶ浜2-23-15
TEL ; 0467-23-2156
E-mail : info@tasuc.com


〔たすくグループHPはこちら http://tasuc.com
〔よこはまセンター南教室はこちら http://tasuc.com/school/c-minami/ 〕

2018-04-17

霧が晴れた

こんにちは。たすく横浜センター南教室の鹿島真知子です。
たすく横浜センター南教室には,就学前の幼児〜高校生の児童生徒が通ってくる教室です。
今日は,発達障害のある高校生とのやりとりをご紹介します。

高等特別支援学校に通っているKくんは、
パソコン検定で、かなりの腕を上げている頼もしいイケメン男子。
舞台装置に興味があり、熱く語る姿は輝いています。

そんなKくんも、自分の思いが伝えられず泣くしかなかった幼児期がありました。
2時間も泣き続ける我が子を見ているお母さんは、
自分の身が引き裂かれるほどの気持ちだったと振り返ります。

Kくんは学校へ行けない時期もありましたが、
小6から療育をはじめ、自分を表現する言葉を選んで組み立てることが少しずつ上手になってきました。

高校生になったとき、Kくんはお母さんに「霧が晴れたようだ」と話したそうです。

そうか、言葉を使って表現することは、霧が晴れることなんだ。
ということは、それまではもやの中。なんて不安なんだろう。
2時も泣き続けるってことは、2時ももやの中を彷徨い続けることなんだ。

なんだか、胸が締め付けられる思いがしました。

だから、私たちは言語技術教育を重視します。
なかなか気持ちを言葉にできなくても,その人なりの思いはあります。
それを表現する手段を、その人なりに獲得することが重要だと考えます。

日常的な会話ができるようになってからも、
思いがちゃんと伝えられているかな?という視点でお子さんの言語技術を見直してみると、
お子さんが困っていることが見えてくるかもしれません。

〔たすくHPはこちら http://tasuc.com 〕

〔よこはまセンター南教室はこちら http://tasuc.com/school/c-minami/ 〕




ずっと一緒だよ!
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2018-04-09

可愛いと思う気持ち

こんにちは。TASUCよこはまセンター南教室の鹿島真知子です。

3月下旬から4月上旬はアセスメント週間でした。
アセスメントの日は、ご家族と共にお子さんを理解するための大切な1日です。

まず午前中は、たっぷりかけて勉強・運動・人との関わり方について、
お子さんに合わせた様々なプログラムを行います。

そして午後は、アセスメントで明らかになったことと、
今後の具体的なアプローチについてご家族と共有するための協議を行います。


先日アセスメントを受けられたOさんの協議中のことです。
ご両親がおっしゃった一言が,私の胸を打ちました。

「可愛いと思う気持ちが大きくなりました」
愛情たっぷりで育てて来られたOさんですが、
この言葉の中に、今までの葛藤が表れていたからです。

発達障がいのあるお子さんは、
幼いときに抱っこしても泣き止まず、お母様が途方にくれることが少なくありません。
泣き始めるきっかけもわからず、泣き止むタイミングも図れず、
親としての子育ての不全感を感じてしまうかもしれません。

愛しているのに、子供のためになることは何でもしたいのに、
どう関わっていいかわからない苦しさは、計り知れません。

「可愛いと思う気持ちが大きくなりました」
この言葉に思いが凝縮されているように感じたのです。

O さんは、アセスメントをとおして、お子さんがどんなことに困っていて、
どんなことは理解しやすいのか具体的に見えてきたとおっしゃっていました。
そして,関わり方がわかったと晴れ晴れした表情でお帰りになりました。

ご家族の深い想いに触れることができるアセスメントの1日は、
私たちにとっても貴重な1日です。

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〔よこはまセンター南教室はこちら http://tasuc.com/school/c-minami/ 〕