2018-05-31

「どっち?」に応じる。自ら選択できる力を!

こんにちは。TASUC横浜センター南教室の永井恵美です。
今日は、日々の療育の中で感じた一コマをここに記したいと思います。
たすくの療育は教科書にも書いてあるとおり、J☆sKepアプローチを軸に療育を行なっています。アセスメントで評価されたJ☆sKepに応じて、機能的な目標が定まり、機能的な目標をとおしてJ☆sKepを向上させることがたすくの療育のねらいです。
先日は、入会後間もないお子さんの療育がありました。
アセスメントもまだです。
そんな時はJ☆sKepの見立てをして、課題を当てます。
一番大事なのは、「三種の神器」。
世界共通のなくてはならない必須のツールである

「コミュニケーション」「スケジュール」「タスク・オーガナイゼーション」です。
早速、たすくの療育のコミュニケーションのページを開いて説明します。
コミュニケーションには、①表出性と②応答性があることを先ずは正しく理解します。
そして、たすくではお馴染みの「どっち?」から始めました。
すると選べることが分かりました!たまに実物が目の前にあると力づくで奪っていく様子もありますが、これも選択していることの証。次は指差しで応じることができるよう練習します。そして、できた時は褒める。子どもはもちろん、お母さんにもそのことをお伝えします。
大事なのは、コミュニケーションには2種類あるということ。
そして、人と人の間で起こるということ。
しっかりと正面から関わることで相手を意識することができます。
特に、目線の高さも合わせてあげるとより良いですね。

また、一歩踏み出そうとするご家族に寄り添うことができて私はとても嬉しいです。
次回の療育も楽しみです!

ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!

たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。

私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。

お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。


2018-05-14

今後は、女子会?!


こんにちは。TASUC横浜センター南教室の鶴野寿美子です。

毎週土曜日は、共創学習の日。
目標は、「一列で歩いて、パン屋さんへ行こう!」
そんな中の一コマの紹介です。

今回の共創学習では、大きく分けて3つの要素をターゲットにしてプログラムを組んでいます。
1)地域に出て活動することによって、社会性のスキルを身につける
2)身近な家族、兄弟、地域住民などへ働きかけ、フィードバックをもらったりして、
  ソーシャル・インクルージョンの実現に向き合う機会。
3)日々の課題学習や身体づくりで取り組んでいるコミュニケーションを中心に、
 「個性化」によって培った力を「般化=社会化」に繋げる時間

その中で、小学1年生1人、年長さん1人、年中さん1人の年齢の近い女子チームを作りました。
活動を始める前には、本日の目標を決め、シートに書き込みます。
年長さんは隣にいる小学生のお姉さんのシートをチラ見して、忘れていた主語を入れて文を整えていました。
歩く時、お姉さんが「間を詰めて」と声を掛けてくれると小走りに近づき、
その後は、お姉さんから離れないように意識して歩くこともできました。
お姉さんは、見本になっている自覚が芽生えている様子。
お互いに意識し合って、良い刺激をもらっているようでした。
周りの様子を見て、模倣して、一人でもできるようになったら、行動のレパートリーが広がって楽しみ方の幅も広がります。

みんながパンを買うのを待っている時も、たまたま空いていた席のところで、
3人で座って、何やらワイワイしています。
少し離れているところから見守っているお父さん・お母さんと
「今後、女子会に発展しそうですね!」なんて話をしながら仲睦まじい姿を見守ることができました。

コミュニケーションの大切さ、般化を確認する機会、地域へ出る機会の重要性などを実感した1日でした。





ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!


たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。


たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。

私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。

お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。


2018-04-30

ノルディックウォークと身体づくり

こんにちは。たすく横浜センター南教室の小泉雄一です。
たすく横浜センター南教室では,毎週日曜日、ノルディックウォークを行っています。
ご存知の方も多いとは思いますが、改めてノルディックウォークの紹介をさせていただきます。 

ノルディックウォークは、フィンランドのクロスカントリースキー選手が夏季のトレーニングに行っているものです。
ポールを使った運動で、介護予防等でお年寄りによく行われています。
両手でポールを持ち、良い姿勢でリズム良くついて歩くことができる点では、お年寄りだけでなく、子どもの運動にも十分適しています。 

 近年、「こどもロコモティブシンドローム」という言葉が聞かれます。
「ロコモティブシンドローム」とは、運動器機能調整力不足の状態をいいます。
片脚でしっかり立つ、手を真っすぐ挙げる、しゃがみ込む、背骨を前屈するなどの基本動作が難しく、物を投げる動作ができない、自身の倒立はおろか倒立する子を支えられない、廊下の雑巾がけの際に手で支えられず前歯を折ってしまうなど、骨折や怪我が小学生、中学生に増えているようです。

 明らかに現代の子は運動量が少なく、骨や筋肉が十分に育っていないようです。
ボディーイメージが十分に育っていない発達障害のある子どもたちは、さらに運動量が少なく、筋力が弱い、柔軟性が低いことがよく見られます。

 普段から柔軟体操や身体を動かすことを習慣とすることが重要です。
そういった意味でもノルディックウォークは有効であると考えます。
さらに細かい効果については、またの機会にさせていただきます。

 みなさんも良い運動習慣を!





たすくは発達障害の専門家集団です。
障害は「個性」です。何も恐がることはありません。早期発見,早期療育を施すことで,お子様の予後が大幅に改善する可能性があります。
たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。

たすくグループ 本部
〒248-0014 
神奈川県鎌倉市由比ヶ浜2-23-15
TEL ; 0467-23-2156
E-mail : info@tasuc.com


〔たすくグループHPはこちら http://tasuc.com
〔よこはまセンター南教室はこちら http://tasuc.com/school/c-minami/ 〕

2018-04-17

霧が晴れた

こんにちは。たすく横浜センター南教室の鹿島真知子です。
たすく横浜センター南教室には,就学前の幼児〜高校生の児童生徒が通ってくる教室です。
今日は,発達障害のある高校生とのやりとりをご紹介します。

高等特別支援学校に通っているKくんは、
パソコン検定で、かなりの腕を上げている頼もしいイケメン男子。
舞台装置に興味があり、熱く語る姿は輝いています。

そんなKくんも、自分の思いが伝えられず泣くしかなかった幼児期がありました。
2時間も泣き続ける我が子を見ているお母さんは、
自分の身が引き裂かれるほどの気持ちだったと振り返ります。

Kくんは学校へ行けない時期もありましたが、
小6から療育をはじめ、自分を表現する言葉を選んで組み立てることが少しずつ上手になってきました。

高校生になったとき、Kくんはお母さんに「霧が晴れたようだ」と話したそうです。

そうか、言葉を使って表現することは、霧が晴れることなんだ。
ということは、それまではもやの中。なんて不安なんだろう。
2時も泣き続けるってことは、2時ももやの中を彷徨い続けることなんだ。

なんだか、胸が締め付けられる思いがしました。

だから、私たちは言語技術教育を重視します。
なかなか気持ちを言葉にできなくても,その人なりの思いはあります。
それを表現する手段を、その人なりに獲得することが重要だと考えます。

日常的な会話ができるようになってからも、
思いがちゃんと伝えられているかな?という視点でお子さんの言語技術を見直してみると、
お子さんが困っていることが見えてくるかもしれません。

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ずっと一緒だよ!
一貫性と継続性のある支援を!
たすくグループは発達障害の専門家集団です。 一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。 たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり, 10年の歴史がある療育専門機関です。 



2018-04-09

可愛いと思う気持ち

こんにちは。TASUCよこはまセンター南教室の鹿島真知子です。

3月下旬から4月上旬はアセスメント週間でした。
アセスメントの日は、ご家族と共にお子さんを理解するための大切な1日です。

まず午前中は、たっぷりかけて勉強・運動・人との関わり方について、
お子さんに合わせた様々なプログラムを行います。

そして午後は、アセスメントで明らかになったことと、
今後の具体的なアプローチについてご家族と共有するための協議を行います。


先日アセスメントを受けられたOさんの協議中のことです。
ご両親がおっしゃった一言が,私の胸を打ちました。

「可愛いと思う気持ちが大きくなりました」
愛情たっぷりで育てて来られたOさんですが、
この言葉の中に、今までの葛藤が表れていたからです。

発達障がいのあるお子さんは、
幼いときに抱っこしても泣き止まず、お母様が途方にくれることが少なくありません。
泣き始めるきっかけもわからず、泣き止むタイミングも図れず、
親としての子育ての不全感を感じてしまうかもしれません。

愛しているのに、子供のためになることは何でもしたいのに、
どう関わっていいかわからない苦しさは、計り知れません。

「可愛いと思う気持ちが大きくなりました」
この言葉に思いが凝縮されているように感じたのです。

O さんは、アセスメントをとおして、お子さんがどんなことに困っていて、
どんなことは理解しやすいのか具体的に見えてきたとおっしゃっていました。
そして,関わり方がわかったと晴れ晴れした表情でお帰りになりました。

ご家族の深い想いに触れることができるアセスメントの1日は、
私たちにとっても貴重な1日です。

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2018-03-02

パフォーマンスを上げる「休み方」

こんにちは、TASUC横浜センター南教室の鹿島真知子です。

先週は、入会して2ヶ月のKくんの、初めてのアセスメントでした。
いつもにこにこ、笑顔の可愛い小学一年生。スケジュール帳を自らめくってこれからの予定を確認するところは、さすがでした。

Kくんは、とっても頑張り屋さん。用意された課題に意欲的に取り組みます。
初めての課題、難しい課題もたくさんあり、疲れてきたはずなのにスケジュールどおり取り組みます。

でも、中盤から少し落ち着きがなくなってきました。トイレに行ったり、席から離れそうになったり。
真面目なKくんは、それでも呼ばれたらちゃんと席について取り組もうとします。

実は、Kくんの課題はここにあるのです。自分の疲れに気づかず、頑張りすぎてしまう。その結果、疲れがピークj達した時、急に泣き出したり暴れたりすることがあるのです。

だから、Kくんに合った休憩の仕方を探すのも、アセスメントの目的の一つでした。

今回ヒットしたのは、Yogiboに体を預けてウーパールーパーの水槽を見ることでした。

もちろん、スケジュールの中には15分くらい頑張ったら小休憩が組み込まれているのですが、Kくんの場合、体全体の力を抜くような場面が必要だったのです。

一息ついたら、また復活!パワー全開で最後まで頑張り切ることができました!

お子さんが学校や園から帰ってから、急に泣き出してしまう場合、本人に合った休み方とは?という視点で生活を見直してみてはいかがでしょう。






2018-02-14

合い言葉は「理解が先」

こんにちは。TASUCよこはまセンター南教室の鹿島真知子です。

たすくでは、「理解が先」を合言葉に、
大人に向けた学習会を毎週土曜日に開催しています。

2月のテーマは「不器用さを改善する身体づくり」でした。
ワークショップでは、軍手を重ねて触覚に困難をつくり、
特殊なメガネをかけて、視覚に困難をつくり、
そんな状況で、「早く!」「時間がないよ!」「もっときれいに!」と
急かされたり注意されたりする体験をしていただきました。
その後はたすく学習会恒例のブレストです。

「不器用さのある子どもに接する際に支援者が最も意識しなければいけないことは?」をテーマにブレストすると、実体験から出てくる叫びのような意見が・・・
「本人の思いに共感してほしい」「達成感をもてる設定を」「声がけが多すぎると不安を煽る」「頑張っているのだから褒めて欲しい」などなど、きっと、普段子どもたちが思っているのだろうね〜なんて声も聞こえました。

やろうと思っているのに上手くできないとき
どこに困っているのかな?という視点で見てみることが大切ですね。

「理解が先」
たすくでは、お子さんの困っているところを親御さんと共有して、
予防的対応、建設的な対応、事後的対応を一緒に考えていきます。