第4回 保護者学習会

こんにちは。たすくの柳原愛です。
先日、第4回保護者学習会が行われました。
今回のテーマは,「三種の神器 スケジュール」でした。
8/29(土)の『教材マスターの集い』も踏まえて、
行動問題のリスクに備えるために、どんなスケジュールが必要か?
ということを皆さんでそれぞれのお子さんの状況を整理しました。
そして、スケジュールを使いこなすために、グループワークを行いました。

グループワークでは、スケジュールで上手くいかないこと、できるようにしたいことを共有し、
その中から1つを抽出して、解決策を話し合いました。

Aグループ
スケジュール①指示(1st)「3つの活動+ごほうびのスケジュールに取り組むことができる」
スケジュール③自分の役割と他者に配慮した計画(1st)
 「順番のあるスケジュールに応じて、行動することができる」
◎「時計」
・時計が読めない。
・スケジュールにどうやって時計を組み込むか。
・予定していた時間までに活動を終わらせることができない。
・アバウトな時間の感覚を持って欲しい。
<時間の意識を持つための解決策>
・スケジュールがわかりやすい環境を整える。
・生活の中にルーティンをつくる。
・ルーティンの中に時計を導入する。
・好きなことと時間を結びつける。
・導入しやすい時間を見つけ、そこからチャレンジする。
・3つの活動+ごほうびの場面を設定し、時計も導入する。

Bグループ
スケジュール①指示(2nd)「1時間程度のスケジュールに従って、複数の活動に取り組むことができる。」
◎時間の課題
・時間の開始は分かるが、終わりが分かっていない。
・時計は読めても活動と一致しない。(活動を終わらせることを優先する)
・所要時間が定まっていない。
・スケジュールが本人にとって長いと感じると、ダラダラしやすくなる。
・時間の感覚(幅)がまだ身につかない。
・残り時間の認識がうすい。
・好子が少なく励みになるものが少ない。
<解決策>
・アプリや手動タイマーなどを使って、本人に時間の感覚をもたせる(時間を見える化する)。
・テレビ番組とスケジュールを連動させる。
・好子を増やしてそれを励みにして活動する。

Cグループ
スケジュール②選択(2nd)
 「場所を移動する必要のあるごほうびや休憩を三つ以上の選択肢から選んで、そのとおりに行動することができる」
<上手くいかないこと>
・入浴の時刻が一定にならない。
・所要時間がわからない。
・休日の予定を決められない。(親も本人も)
・iPadを見だしたら止まらない。
・カードをすぐに作成できない。
<入浴時刻を定めるための解決策>
・入浴後に,場所を決めて、好子を設定する。
・好子は,お菓子やiPadなど,座位姿勢がとれる場所でできる内容にする。
・落ち着いて座れるスペースを確保する。

次回の保護者は、10月19日(月)10:00~たすくよこはまセンター南教室となっております。
どうぞ、よろしくお願い致します。



<ずっと一緒だよ> たすくよこはまセンター南教室 柳原愛



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