初めてのチャレンジ

こんにちは。TASUC横浜センター南教室の鹿島真知子です。

TASUCでは、「理解が先」を合言葉に、お子さんを理解するための学習会を毎月行っています。

先日の学習会(教材マスターの集い)では、Mちゃんのお母さんが、家庭療育について事例報告をしてくださいました。
5つの構造化(物理的な構造化・スケジュール・ワークシステム・ルーティン・視覚的構造化)を駆使して、Mちゃんがわかりやすいように環境を整え、洗濯物干し・タオルたたみ・茶碗洗い・布団敷きなどにトライしてきた様子を映像とともにお話ししてくださいました。
Mちゃんは、今では、お母さんの片腕となって家事をこなしています。
「途中で投げ出さないのがMちゃんのよいところ。粘り強さは家族でナンバーワン!」と自慢の娘さんです。

事例報告の後は、Mちゃんの次の課題について、参加者全員でアイディアを出し合う時間です。次は調理に挑戦したいMちゃん。
題して「Mちゃんのサンドイッチづくり大作戦!」
インシデントプロセス法を使って、様々なアイディアが出ました。

モチベーション・達成感に注目したアイディアが多かったのは、お子さんに自己肯定感をもって欲しいと願う親御さんたちが多いからでしょう。
父の日の前日の学習会だったこともあり、参加したお父様方からは「父の日にお父さんに作ってあげよう!」との意見が多数出ました。
「褒められることが大好きなMちゃんだから、作って、SNSにアップして、たくさんの人から褒められよう!」なんてアイディアもありました。

その日の夜、Mちゃんのお母さんがアップしてくださったブログを紹介します。

「初めての投稿です。今日の教材マスターの集い、ありがとうございました。Mのサンドイッチ大作戦ということで、皆さんから貴重なアイディアをいただき、早速やってみよう!と帰りにパンを買ってきました(^^)またご報告させていただきます。」

翌日は父の日。お父さんのとろけるような笑顔が目に浮かびます。
Mちゃんも、「美味しい?」とみんなに聞きながら、大好きな卵サンドを食べたのかしら?
初めてのチャレンジのときの成功体験は次へつながります。
そうやって、いろんなスキルを身につけてきたMちゃん。
また、次の一歩が踏み出せそうですね。







ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!

たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。

私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。

お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。








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